五軒家の黒松

五軒家の黒松
五軒家の黒松
五軒家の黒松
五軒家の黒松

名実ともに日本一、五軒家の黒松

現在の大阪府富田林市五軒家地区では、江戸から明治になるころ植木の栽培が始まりました。当初は、山に自生した姿・形の良い松を、商品としての松に育てていましたが、昭和に入り、静岡の植木職人から整枝技術を伝授され、五軒家地区にも導入。枝を折れないように曲げ、枝ぶりを整える技術を学びました。以降、松・マキの原木を瀬戸内・伊勢・静岡などの山奥・海岸の隅々まで探し求め、五軒家で整枝して、商品として全国に出荷するようになりました。

昭和の高度成長期には地元園芸組合員も80名以上に上り、五軒家の松は名実ともに日本一の松と言われ続けています。